結核性髄膜炎とは、症状や原因について
結核性髄膜炎というのは結核菌の感染が原因とされる髄膜炎で、脳底髄膜炎とも呼ばれています。
もともと糖尿病や腎臓病などを患っており、感染に対する抵抗力低下がみられる方に起こりやすい傾向にあるとされます。
また、発症する年齢としては乳幼児に比較的多いけいこうにあります。
この乳幼児の場合には、進行速度が緩やかなため、初期では不機嫌、食欲不振、元気がないといった症状を招き、その後に髄膜炎の主症状である頭痛、発熱や嘔吐、けいれんなどが徐々に現れるなど2週間程度をかけて症状が進行していきます。
大人においては、微熱や頭痛、体重減少を招くほか、精神不安定状態になったり、行動異常で始まる場合もあります。
進行すればもちろん特徴とされる症状の発熱と頭痛はひどく、項部硬直(顎を胸につけようとしても痛くて首が曲げられない)や意識障害、けいれんなどもみられます。
この結核性髄膜炎というもの自体は、それほど多くみられるものではありません。
しかしさまざまに分類される髄膜炎のなかでも死亡率が高いものであり、知能低下などの後遺症が残る可能性も高いものです。
また、失明、難聴、水頭症などの重い合併症を起こすこともあるため、とにかく早期治療が必要とされるので、検査結果を待たず薬剤の投与が始められる場合もあります。
結核性髄膜炎だけではなく、どの髄膜炎でも共通して早期発見・治療が大切なのです。