髄膜炎の症状
髄膜炎といわれるものは化膿性髄膜炎、ウイルス性髄膜炎、結核性髄膜炎、真菌性髄膜炎など、さまざまな原因によるものに分けられます。
髄膜炎の症状として発熱、頭痛、嘔吐が主な3大症状とされています。
自分の症状を申告できる年齢の患者では、最も早い段階で発熱と頭痛が訴えられます。
それに伴い、平行して認められることが多いものが嘔気や嘔吐となっています。
その他には倦怠感や背中が痛いなどの症状です。
また、診察の際には首が硬くて曲げにくくなっていることが認められます。
これらの症状は化膿性髄膜炎のほうが無菌性髄膜炎よりも重い症状として現れます。
化膿性髄膜炎ではまず始めは風邪に似た様の軽い症状であり、その後急速に全身状態が悪化し、頭痛や嘔吐、そしてけいれん、意識障害などがみられるようになります。
基本的に細菌性髄膜炎やウイルス性髄膜炎では急性に起こり、結核性・真菌性髄膜炎では亜急性で起こります。
髄膜炎は、発熱や頭痛といった風邪に似た様の軽い症状で発症することが多いために発見が遅れて進行してしまい、深い意識障害やけいれんを起こすことがあります。
そうなると生命にかかわる場合もあり、体温、脈拍、血圧、呼吸などのバイタルサイン(生命徴候)の監視も必要になりますし、重い後遺症が残ったりするケースもあります。
風邪だと思っても、いつもとは違った気になる症状が現れた様な場合には、できるだけ早く病院で診察を受けるようにしたほうが良いと思います。