髄膜炎の後遺症

髄膜炎というものは、重要な器官かつデリケートな脳にダメージを与えてしまうため、治療が遅れるなどによって深刻な後遺症を残してしまったり、最悪の場合は合併症を起こし死に至るケースもあります。
これらの髄膜炎の後遺症はさまざまにあり、原因菌によっては2割前後の方に後遺症が出ると言われています。
髄膜炎の後遺症の種類としては、脳のダメージを受けた箇所により、身体の麻痺や感音性難聴、知的障害、てんかん、意識障害などがあり、髄液などが大量に作られしまう水痘症や、膿の塊ができてしまう脳膿瘍など脳外科手術を必要とする後遺症もでてしまいます。
細菌性の場合に後遺症がでる確率が高く、無菌性髄膜炎など純粋な髄膜炎だけで終われば後遺症が残る可能性はほぼなくなりますが、軽度でも脳炎に進行してしまうと後遺症を残す可能性が出てしまいます。
そこで、髄膜炎の後遺症を防ぐためにもとくに細菌性ではすべての検査結果が出なくても、総合的な症状からの診断で治療が開始されます。
早期に適切な治療を行うことが命はもちろん、後遺症を食い止める方法です。
また、外見上完全によくなったようでも、定期的に脳波をとるなど発達に異常がないかどうか確認していくことが大切だと思います。
